下顎を水平に切って短くする水平骨切り手術について、どのような方に向いているのか、手術のメリットやデメリット情報などをまとめています。
下顎の先端から5ミリほど上の位置と、その上数ミリのところで下顎の骨を水平に切ります。2カ所を水平に切るので、その間の骨片を取り除くと顎を数ミリ短くすることができます。切り取る幅は、カウンセリングや術前のシミュレーションなどによって決定します。
骨片を取り除いたら、先端をチタンプレートなどで再び固定し、生じた段差をエラの方まで削って自然に仕上げていきます。
先端を削るのではなく、先端の形を残しながら中を抜く方法なので、自然に仕上げることができますし、先端の骨と筋肉を剥離しないので、皮膚のたるみなどが起こりにくい方法です。
顎を水平に切り取って間を抜き、顎そのものを短くする手術法なので、顎が長めで顔のバランスが悪いと感じている方に適しています。顎が前に出ている、または後ろに引っ込んでいる方も、顎の骨を切り取る幅や位置、角度などを調整して、さらに固定する位置を変えることで、顎を前後に調整することができます。
【メリット】
【デメリット】
【費用】
水平骨切り手術:95万円〜100万円
【ダウンタイム】
手術後、腫れが引くまでに約1〜2週間かかることがある。抜糸は術後10日〜2週間後。口腔内を切開しているので、手術後2週間くらいは固いものや熱いもの、辛いものなどの刺激物は食べない方が良い。